2023/08/10
いつでも どこでも なんでも買えるじだい。
それでもじぶんのために ものを作ったことはありますか?
それでもだれかのために ものを作ってあげたことはありますか?
作り手 と 買い手をあいまいに。
「ぷろたいぷらぼ」 はじめます。
私たち「ぷろとたいぷらぼ運営チーム」は、ものづくりのスペシャリストです。
こどもたちには「ぷろとたいぷらぼ運営チーム」の一員となり、一緒に「ものづくり」を行い、作ったものを売る体験をしてもらいます。
自分のための「ものづくり」ではなく、自分以外の誰かのためにものを作り、そのものに対しての対価として報酬をいただくという一連のプロセスを体験します。
材料の調達から始め、自分でものを作る楽しさだけでなく、社会を構成する作り手と買い手の関係性を学びます。
ものづくりのテーマ
ONE MUSIC CAMPの会場「三田アスレチック」の奥にある細い道を進むと、山の入り口があります。
その入り口から山を少し登るとたくさんのお地蔵さんが見えてきます。
「ぷろとたいぷらぼ運営チーム」は、たくさんのお地蔵さんを
ONE MUSIC CAMPに遊びにきた子供たちを「これまでに」・「これからも」見守っているお地蔵さんがいる
という背景として捉え、このワークショップに取り入れました。
このワークショップで作るものを一言で表現すると「おまもり」になります。
子供たち(プロトタイプキッズ)と一緒に、買ってくれる誰かの人のための「おまもり」になるようなものを作っていきます。
たとえば、
子供に描いてもらった似顔絵を大切に持っていたりしますか?
その似顔絵から元気をもらったりしていたら、似顔絵は「おまもり」と言えるものになっているのかもしれません。
そんな感覚をワークショップに取り入れ、家族という枠から、ONE MUSIC CAMPの中で起こせればと考えています。
作られた「おまもり」は、レーザーカッターやCNC加工機といった最新のテクノロジーを使い、クオリティを跳ね上げます。
想像力をめぐらせ材料を探しをはじめよう。
最新のテクノロジーでものを作る楽しさを感じよう。
作ったものを売る体験をしよう。
作ったものは大人になっても思い出せるように、デジタルアーカイブにして残します。
デジタルアーカイブされた「おまもり」を大人になって見返したとき、君はどんなことを想い出すかな?
こどもたちにONE MUSIC CAMPでしかできない体験を提供します。
「ぷろとたいぷらぼ」では、子供たち(プロトタイプキッズ)に「おまもり」をオーダーできます。
どんな「おまもり」が出来上がるかを楽しみにしてお待ちください。
子供たち(プロトタイプキッズ)につくってもらった「おまもり」は、オーダーをした人が値付けをしてあげてください。
値付けした料金を支払い、「おまもり」を受け取ってください。
8月26日(土) 11時-19時頃まで
8月27日(日) 9時-18時頃まで
2日間の期間中、出入りは自由です。
途中参加や、途中で抜けて戻ってくることも可能です。
井上 智博
FABLAB北加賀屋にて市民に対してデジタルファブリケーションを教えている。
デジタルファブリケーションを利用したものづくり、ことづくりを主な活動領域としており、
メイカーズムーブメントを一過性の運動にしないために、それを推進していくような動きを展開している。
堀川 淳一郎
1984年東京生まれ。Columbia University GSAPP AAD修了。
幾何学や自然の生態をヒントに、アルゴリズムを利用した様々な形態の生成・研究を長年行っている。
現在Youtube上で定期的にアルゴリズミック・デザインに関するチュートリアルライブ配信や動画を上げている。
ザ・ワン・ショーや文化庁メディア芸術祭などで受賞。
著書に「Parametric Design with Grasshopper 」と「Algorithmic Design with Houdini 」がある。
田中 良平
有限会社田中製材所で丸太の製材から加工をおこなっており、木材コーテディネーターとして地域の木材や森林の利活用に取り組んでいる。
また、持ち運び可能な小型CNC「handibot」を使い、デジタルファブリケーションを用いたモノづくりにも取り組んでいる。
寺井 靖
sumikov(スミコフ→すみっこの幸福)と言う名前でプロダクトデザインを行っている。
楽器製作として、各種パーカッションの製作、音の鳴る日用品(鳴るベンチ・鳴るテーブル・鳴るキーホルダー・鳴るハンガー)などの製作。
近年は丹波篠山のジビエの鹿の皮の有効利用として、地域材と鹿の皮を用いた四角い太鼓の製作を行い、大人から子供まで楽しめるWSを各所で行なっている。
泉 拓郎
デジタル木工加工機を活用し、自分の手で組み立て、自由にカスタマイズしながら愛着を持ち長く使っていけるような組立式家具ブランド「プラモ家具」で活動中。
インテリア、家具、プロダクト、小屋などの設計から製作までを手がけている。
村木 勇斗
プラモデルのように作るDIY家具キットブランド「プラモ家具」でデザインファブリケーターとして設計から製作まで行っている。
住宅、店舗、音楽フェス、様々シーンで思い出になり愛着の沸く、ものづくりを目指して取り組んでいる。